帰ってきた「あの女」とドイツの生活・育児事情について①

f:id:kisaragi232:20190829151709p:plain 先日、大学時代の友人・祐実に会ってきました。

祐実のエピソードはこちら⬇

長いので彼女について説明すると。

⬛天然というか、超絶に空気が読めず女子社会に適応しづらいが、在学中に税理士になった才女

⬛カレーの国の人と結婚したが、無職でDV懸念の束縛男だったので、私も手を貸し何とか離婚

⬛現在は日系大手企業のドイツ駐在員の妻として、ドイツで裕福に生活(スイスに在住歴あり)

という経歴が濃い目な女性です。(⬅お前が言うな)

２年に一度位日本に帰ってくる度に会っており、今回は３回目位かな？

私🐷「何か、祐実は随分雰囲気がラフになったねえ……」

メイクばっちり、常に流行の服を纏っていた祐実がほぼスッピンに、Tシャツ&デニムでやって来た。

祐実👩「なんかドイツに、日本みたいに女性らしい服の人って滅多にいなくて……日本ではみんな長いスカート履いてるからビックリしたよ。ガウチョはもう流行ってないの？」

私🐷「流行ってない。２年前に祐実が帰国した時、既に廃れてた。今年は長いティアードワンピースが流行ってる」

祐実👩「それで豚子も着てるのね。そういや、出産おめでとう。出産って痛いの？」

私🐷「そらそうよ。今更、自分も何年も前に出産してるのに何を聞いて……あ！あっちは無痛分娩が普通なのね」

祐実👩「そうだよ～。有痛分娩なんて考えられない。ヨーロッパ人、根性無いから泣くよ。」

私🐷「根性って問題でもないような……有痛分娩の話をすると、日本人は根性論が大好きとか笑われてない？」

祐実👩「ううん。そもそも、ドイツ人に日本をはっきり認識してる人が少ない。アジア人と言えば中国人だから。韓国人についてもよく知らないし、日本や韓国は大体中国の一地方みたいに思われてる。」

私🐷「人数が違いすぎるものね。サムライとかハラキリとかゲイシャも老人しか知らない？」

祐実👩「老人も、忍者は中国人だと思ってるよ」

私🐷「マジで！仮にも昔同盟国だったのに」

祐実👩「うちの娘は向こうの幼稚園に行ってるけど、友達は皆、娘を中国人だと思ってる。もう訂正が面倒だからしないけど」

私🐷「そこは訂正しようよ」

何だか祐実の顔に疲れが見えるような……(続く)