帰ってきた「あの女」とドイツの生活・育児事情について②
元から細身なのに、在外生活のストレスからか、さらにガリガリレベルまで痩せている祐実。私の脂肪を分けてあげたい。
私🐷「なんか更に痩せた?」
祐実👩「そうなんだ。豚子、私はもう日本に帰りたいよ😷産後は体調ずっと悪いし、レストランに行ってもソーセージとジャガイモばっかりだし、他の料理も大味でマズいし。」
私🐷「ジャガイモばかりって、偏見じゃなかったんだね。日本の方が食のバリエーションがあるのかな。……でも医療システムは、ドイツの科学力は世界一イイイ!なんだから、ドイツにいた方がいいのでは?」
祐実👩「何それ。誰がそんなこと言ったの💢」
まずい、ジョジョネタを知らない祐実がキレかけている💦
祐実の説明では、とにかく町医者にヤブ医者が多く、診断がつかなかったり間違っていることが頻繁で、むしろ行かない方がマシらしい。
祐実👩「大きな病院はさすがに確かだけど、みんなが大きな病院に殺到して受診が最低2週間待ちとかなんだよね……しかもネット予約とか出来ない」
私🐷「一刻を争う病気だとどうしようもないね。祐実の住んでるところって、郊外ののどかな農村地帯とか?」
祐実👩「地方の大都市のアパルトマンだけど」
それでこのレベルか……でも。
私🐷「今は辛くても、将来のお子さんの教育を考えたら日本よりはいい気もするけど。大学も専門的みたいだし、日・独・英3か国語話せるようになるんじゃない?」
祐実👩「あ、ドイツ人英語全然できないよ。むしろ、ドイツは世界一優れた国でアメリカ人は劣ってるのに何で英語やる必要あるんだ?とぐらいに思ってる」
私🐷「いずこも同じ、秋の夕暮れですな。確か、進路の選択が早いんだよね。小学生くらいで大学進学か職業学校か決まるんだっけ?」
祐実👩「選択テストは3回受けられるから、3回以内に合格すれば大学に行けるんだけどね。職業学校はかなり細分化されてる。パンの専門学校を出ないとパン屋になれない、とかさ。」
何か生きづらそうだなあ。パン屋になった後大学に行きたくなったり、その逆はどうするのだろう?
祐実👩「それは出来なくもないけど、かなり時間もお金もかかるね。」
(続く)