セクハラ戦線(私以外)異常あり!①

家族や友人の話が続いたので、ちょっと以前の職場でセクハラ上司の内偵をした話をしたいと思います。

◇◇◇◇◇◇◇◇今回の登場人物◇◇◇◇◇◇◇◇


久保田課長 37歳の男性課長。クセのある人 
      セクハラ疑惑渦中の人物


東野校長 50歳の女性校長。新卒からの叩き上げ


松本主任 61歳女性 教育のベテラン
     久保田課長のセクハラにいち早く気づく


フリーザ様 46歳の男性課長。誰にでも丁寧なのでこのあだ名がついた。人柄はいいが仕事ぶりは…

キサラギ豚子 30歳講師。他業種から出向

内川くん 27歳。脳ミソ筋肉系の男性講師


私は外国人法務専門の法務事務所に5年位勤めていたが、2011年の東日本大震災により、訪日外国人、特にその事務所が特化していた中国人の来日数はガタッと減った😱



私も業務量の激減を身をもって感じていた。そんな真冬のある日、事務所の代表が憔悴した顔で話しかけてきた。


代表「キサラギ君、うちはもう2年持つか分からないよ。定年間際の事務員さんとかは潰れても構わないだろうけど、あなたは若いから、僕の知り合いの経営している学校で講師で働いてみない?」



私🐷「学校?一応教職取りましたけど、塾講師のバイトを半年やった位しかなくていけますかね?」


代表「大丈夫、経験より、外国人事情に詳しい若い人が欲しいんだって。キサラギ君の履歴を話したら是非来て欲しいって。うちの籍のままでいられるし、うちが潰れたらそこの職員になるように話をつけたから。」


私🐷(既に身売り話がまとまってやがる…💧向こうから来た話だから悪いようにはしないだろうし、リストラされて放り出されるるよりは良いか)



2008年に「留学生30万人計画」が施行されて以来、各大学や専門学校は争って受け入れ枠を広げていた。日本の衰退と震災に伴い中国や韓国、台湾の学生が激減する中、ベトナムミャンマー、ネパール等の新興国の学生が増加の一途を辿っていた。



そんな2012年、新しい職場で私の新たな職業生活が始まろうとしていた(続く)