健康放浪記【睡眠障害と闘え・中】~コルチゾールと禁断症状~
睡眠障害の記事にかなりアクセスを頂いた(※当社比。普段は全然アクセスがないので)世の中には、私と同じように睡眠に悩んでいる人が多いのではないだろうか。一人でも多くの人が快適な睡眠を得られるように願ってやまない🌃
さて、カフェインを絶つことに決めたが、一気に絶つと反動でガブ飲みしてしまう恐れがある。精神的に安定した方はそんなことないだろうが、私の脳は極端なAll or nothingの世界にいるらしく、少しでも挫折すると逆方向に暴走するのだ(このパニックになりやすい感、発達障害の香りが……😱)まずは6杯を2杯にすることを心がける。
そして、飲む時間にも注意する。起きぬけのコーヒーの香りって良いよね……最高だよね……😊
だが!!起きてから少なくとも一時間はカフェインを取るべきではない。何故かと言うと、覚醒後には「コルチゾール」という副腎(腎臓の上にある臓器)皮質ホルモンの分泌が盛んになる。
このコルチゾールがストレスからくる成人病から体を守ったり、活力を与えたり、体内時計⌚を整えるのだが、カフェインを取るとホルモン分泌を促進して無理矢理多くしてしまう。
更に。長期間その状態が続くと、副腎が疲労し、自然に副腎皮質ホルモンが出なくなってしまうらしい。するとどうなるかと言うと、慢性的に疲労を感じたり、体内時計が狂ったりする。
(※副腎疲労の概念については、賛否両論ありますね。私も全部信じてはいないし、わざわざ病院に行くほどのものではないと思ってます。)
以上を調べた結果、まずはコーヒーの摂取時間は9時以降~16時まで。量は1日2杯までと決めた。
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私🐷「あ、頭が痛いぃぃ!!そして吐き気が!」
上司:フリーザ様(あだ名)👨「大丈夫ですか!?」
コーヒーの量を3分の1にして2日め。いきなりの頭痛と渇望感が私を襲った。体内のカフェインが減ったので禁断症状が出たのだろう。
フリーザ様には雑談でカフェイン中毒からの立ち直りを目指していることを話しており、半分冗談で、もし飲もうとしたら止めてくれるよう頼んでいる。
私🐷「我慢できますが、猛烈にコーヒーが飲みたくてイライラします……💢」
フリーザ様👨「本当に中毒患者みたいですね😱キサラギさん、もうコーヒー絶ちは止めてガンガン飲みましょうよ。昨日1日2杯で頑張ったじゃないですか。十分ですよ」
私を心配したフリーザ様が、リングにタオルを投げ込もうとしている。
私🐷「いえ、止めません。ここで止めたら私は負け犬のままで終わっちまうんだ……」
禁断症状(頭痛、イライラ、吐き気、眠気)は酷いのが3日ほど続き、4日目からは大分マシになってきた。5、6杯➡2杯にしただけでこれである。
2週間目に入ると禁断症状は無くなった。更に1日1杯に減らしてみる。だんだん、減らす前よりも寝付きが良くなった。前は眠りに落ちるのに1時間半はかかったのが、50分位で落ちるようになった。
それだけではなく、慢性的な疲労感も半分位に軽減した気がする。
私🐷「依存を絶つってスゴい!!」
この経験をきっかけに、私は副腎や脳内のホルモンに興味を持つようになる。
しかし、普段の寝付きは改善しても、何ヵ月かに1度やってくる「一睡も出来ない日」は相変わらずだった。そんな折、私は最終兵器に出会った(続く)