毒親から逃げ切った人生のその後【フレネミー撃退編・上】

大学卒業時、毒親と距離を取るのと前後して、フレネミー疑惑の友人とも遠ざかることになった。


フレネミーって何?と思われた方もいるだろう。



上のツイート主さんは、私のTLでよくお見かけする毒親育ちの方。こちらの毒親はネグレクト系のようだが、子供を放置する程度の酷さはうちの親と同レベルか、それ以上だと思う💦


向こうから近寄ってきて、会う頻度や時間も多く傍目には仲の良い友人に見えるのに、対等な関係と言えない(バカにされたり、雑な扱いをされる)場合をfriend+enemyでフレネミーと言うらしい。


流れてくるツイートを見ていると、上記のツイート主さんの周囲は親以外にも、主さんを貶したりバカにする知人友人で溢れている。


毒親に育てられた人は自己評価が低いので、このようなマウンティングゴリラに獲物としてロックオンされ易いのである。(ゴリラ草食で平和な動物かもなのに悪者扱いしてごめん🙇)


ところが親から貶されたり否定されて育った人間は、自分を粗末に扱われるのが普通だと思っているため、この扱いに腹を立てることが出来ない。どこかで居心地の悪さを感じてはいても、意識を明確化できないのだろう。


私の高校時代、友人の30%はフレネミーだった。
「たった30%」と思うかも知れない。毒親育ちでなく、健全な家庭で愛されて育った人の周辺にもフレネミーはその位存在するからだ。


タチが悪いのは、この30%、2名の友人は私にとって特に親しい友人だったことだ。


【フレネミー①南 沙織(仮名)】

ギャル、服や髪型、メイクは盛り系。とにかく社交的で、グループのボスタイプ。素顔はどんなにお世辞を言おうとしても美人とは言えないが、驚異のメイクテクで普通~クール系雰囲気美人に変身できる

※私の高校時代って浜崎あゆみとか、ギャルの全盛期なので……今の子には想像つかないタイプかも


【フレネミー②菊池 桃子(仮名)】

洋楽やテクノが好きでクラブに行くようなタイプだが、容姿と性格が地味なので傍目には普通の大人しい人に見える。立場が上の人には強く出られず、①の沙織の一番の子分のような立ち位置。


※実際の名前に近いからよく知らない芸能人のお名前を選びましたが、何かセンスが昭和ですみません


もっとも、この2人と高校に入って親しくなった当時から、高校在学中はフレネミーな態度を取られてはいなかった。


むしろ「キサラギってうちの高校には勿体ないほど勉強できるよね~」と尊敬の眼差しを向けてくれていた位だったのだが(※私の出身高校は偏差値が低いので一般的には💀)


彼女達が短大へ、そして私が高校より偏差値が20位高いそこそこの大学に入学した頃から風向きは変わってくるのだった……(続く)