実録・次々と宗教やマルチにはまる親⑨マイ・フェア・レディ

読者登録や、☆をつけて下さった方々、ありがとうございます😊こんな身内の恥を晒すブログに…うれしい…私も皆様のブログ読ませて頂きますね。


さて、今まで母が関わったマルチ商法や宗教名を先に出してきましたが…今回は「読者の方に宗教名を予想して頂く」ことにしようかと思います😌今回の最後から毎回、宗教の特徴を出して行くのでお考えになってみて下さい☆(嫌な感じのクイズだな)


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同級生の原平良くんが、これから暫く私に勉強を教えてくれるという。断る理由も特に思い付かず有り難くお願いしたが、頭の中は「??」で一杯。




その日の帰り、担任から小学3年生の算数、社会、理科のドリルを渡された。これを毎日やって、採点後分からないところを原くんに翌日聞くのだと…。




(私は小5やで、なんで小3の)…と思ったが、意外と小3ドリルの半分しか理解出来ないのだった😣





翌日放課後から、私達(達というか私💧)は家庭科実習室で勉強した。原くんはB3サイズの世界の白地図を持参して「この中に国名を書け」と命じた。




原くん👦「そこはロシアちゃうって!アメリカや!逆にアメリカって書いとるのは中国や!ダアホ!」



私🐷「えー!中国って日本の隣なんや!?」



こんなレベルである。11歳で親はどんな教育を…ああ、教育してないのか😣



地図に国名を記入し終えると、今度は「国語の教科書を毎日ノートに書き写せ」と指令が出た。




これに何の意味があるんや😥と私は心の中で愚痴りながら続けた。ドリルと合わせて、家での学習時間は3時間を超えた。




1ヶ月が経過した。小3の内容は全部学習し終えて小4の内容も半分終わった。この頃から急に、ニュースを聞いたり大人の世間話を小耳👂に挟むと、内容が理解出来るようになった。




2ヶ月経過。小5の履修範囲まで追い付いた。
12月になり、学期末テストが行われた。クラスではテストの点数、首位者が名前を呼ばれる習慣になっている(20数年前なので…今やると問題かも💧)




担任👱「国語と社会のダブル首位は、キサラギさんやで。98点。よう頑張った!みんなも見習いや」




毎回テストの首位者など自分には全く関係ない話だったので、今日の給食のメニューは何だっけ?とか考えていた私は、担任の言葉を聞き逃した🙉



「ほらキサラギ、ボーっとしとらんで立てや。お前がトップやで」原くんが苦笑しながら促した。




私🐷「へっ!?」




わけの分からないまま間抜け面で立ち上がった私をクラスメイトの拍手が包んだ。




原くん👦「まったく、教えたった俺より点数が高いやんか。やっとられんな😅」




原くんはおそらく私を教えるのに時間を割きすぎたのだ。子供の私はそこまで配慮できず、ただ唖然としたまま「ほんまにありがとう…」とボソッとお礼を言った。信じられない気持ちだった💮




その後は原くんとの勉強が終わっても自主的に勉強するようになり、安定した成績を更新出来ていた。




また、私をネグレクトしつつ監視・束縛気味だった母が小学生になった弟や妹の教育には急にやる気を出すようになり、あっけなく私を解放した。





母から「定額のお小遣いをあげるから、勝手に暮らしなさい」と通告してきたので服も自分で選べるようになったし、休日にはクラスの子達とお菓子🍪🍰作りやサイクリングをして楽しんだ。





私は生まれて初めて、自分がまともな家庭に育った普通の子供であるような幸せな錯覚😣を覚え、すっかり安心していた。




この1992~93年頃、母はエホ○の証人からは完全に足を洗っていた。元々物事を継続出来ないタイプだし弟の塾や妹のバレエ教室の送迎で忙しかったようだ。嵌まっていたのは1年余りだろうか😅




やがて、やれバレエの発表会だから自分と妹の服を買わなくては、とか美容院に行かなくては、とまた頻繁に出かけては散財💰するようになった。




この頃父は関東地方の僻地に転勤になっており、単身赴任していたので母を監視出来るのは祖母しかいない。その祖母も穏やかな人で母に忠告出来るような性格ではなかった。野放し状態である🐗



93年のある日。一人で家にいた私はかかってきた電話を取った。「もしもし、キサラギですが…」




電話相手👱「あー、キサラギさん!?合掌、ありがとうございます!あんなぁ、今度の母親教室やけど、講師に○○先生をお呼びするんよ!せやからキサラギさんも近所の人を誘ってみてくれへん?」



いきなり甲高い中年女性の声で、早口で捲し立てられた私は面食らった。




私🐷「えーと、どちら様ですか?💦」




電話相手👱「あっ、お嬢ちゃんやったん。いやあ、声が大人びとって、間違えてしもうたわあ。またお母さんの帰らはる頃お電話しますからあ!!」



ガチャン、と音を立てて電話は切れた。📞📞



私🐷(何や、一言も意味が分からんかったわ…)



またFF5の続きでもしよか…と思いながら、ふと、私は仏壇に目をやって驚愕した😨



仏壇には紙で作った人形のようなものが何枚も置かれていたのだ。(※千と千尋の神隠しで、ハクを追いかける紙の人形を思い出して下さい)



私🐷「怖っ!!何じゃこりゃあああ!」(続く)