実録・次々と宗教やマルチにはまる親⑦玄関開けたらいる人

自宅の郵便受けに入っている、「聖書の勉強をしませんか?と書いたチラシ」…賢明な読者の皆様にはお分かりですね?(※このフレーズ使うの2回目)




⬛⬛ア○ウェイの次は、エ○バの証人です♥⬛⬛



この記事における時代は90年代の初めだったが、オウム心理教の事件が起こる前で人々はそれほど新興宗教=危険、怖い👻という感覚を持っていなかったように思う。



まして母はもともと警戒心や常識のない人間だったため、暫くして訪ねてきた近所の信者を、母は何の警戒心もなく自宅に上げた(…つっこむ気もない💧)




この信者の女性はそれから2週間に一度位訪問して、母とティータイムを過ごしながらエホバの○人の教義を伝えていたようだった。




この宗教に関しては、最初のうち私に特に実害は無かった。勧誘もされていない。




一度、家の中ですれ違った女性に「豚子ちゃん、あなたは髪も短くて男の子みたいな服を着ているけど、それは神の決めた男女の摂理に反することです。女性はスカートしか履いてはいけません」とアドバイスされたが「それも一理あるかも知れませんなあ😅」と返事して流した位だろうか。




「最初のうち」と書いたのは、数ヵ月女性と聖書の研究?を続けるうち、母は今度は今までと逆方向におかしくなってきたからだ😱




私の躾や学力に興味を持たないのは相変わらずだったし、私は未だに自由に友人と遊べず、好きなテレビ番組📺も見られなかったが、母は更なる異常な束縛と支配に入った。




10歳になっていた私は相変わらず男の子のような服を着ていたが、一方でクラスの女子と「クラスで一番カッコいい子って誰やろな」とか「セーラームーンだとどのセーラー戦士が好き?」という女の子らしい会話もするようになった。




その頃の私は「今は冴えないけど⤵もしかしたら将来奇跡的に美人になるかも知れない😔」という感じの顔立ちの少女だった。(※結果、全く美人にならなかったことを先にお伝えしておきます😱)




そこで、たまに他のクラスの男子から手紙を貰ったり、交流イベントで知り合った他校の子と親しくなったり人生最初で最後のモテ期💕が到来していた。




この時男子から貰った手紙✉が、私の部屋を勝手に掃除した母にたまたま発見されてしまった。




エホ○の証人は婚前の異性との交遊を禁止している(らしい。詳しくないが💧)小学生で男子としょっちゅう連絡を取る娘が、すっかり教義に影響された母には汚らわしく思えたようだ。




母🐍「あなたのことを好きな男がいるとはねぇ。物好きだこと。不美人で服も可愛くないのに、何が良いのかしら😒それともあなたから言い寄ったの?ならブスの深追いは迷惑だから止めたら?」




※何て酷い言葉だと思うかも知れませんが、毒親の発言はこんなの日常茶飯事なのです。



普段から慣れてはいた。いたが…何も悪くない私の容姿まで罵倒した母に、さすがに私の腹は煮えくり返った🔥



私🐷「なら、おかんは男の人から好かれたことあるん?ないやろ?魅力がなくてそんな経験ないから、私に嫉妬してんちゃうん?見苦しいわ😒」




言い返した後、母を見返すと母は一瞬顔色が白くなり、また茹で蛸🐙のように赤くなった。




母🐍「覚えてなさいよ。親にそんな口を利いて…」




なんと母は相手の男子の家に電話し、📞ひとしきり手紙のこと、お宅は坊っちゃんをどう教育しているのか💢等々、まくしたてながら文句を言った。




自分の親のせいで迷惑をかけた、よその子が傷ついてしまった…という現実に私は衝撃を受けた。翌日すぐ学校でその子に謝ったが、口を利いて貰える訳もなかった。



恋愛としてその子が好きなわけではなかったが、親しく話せる人間が母のせいで一人、確実に減ったことに心が痛かった。




私🐷(今までもそうだったけど、これからは一層、心のうちを母に何も話してはいけない。つけこまれないために、決して楽しそうなそぶりを見せてはならない…😣😣)




その事件はすっかりクラスでも広まった😥おかげで警戒され、学校で話す友人も僅かになり、自分の人生が今までで一番暗いステージに入ったのを私は感じた😣



だが、思いがけない明るい光が差し込むのはすぐ翌年のことだった(続く)