実録・次々と宗教やマルチにはまる親③浪花人情節

1980年代後期、母と5歳の私、1歳の弟は父の暮らす大阪南部に引っ越した。




私は初めて幼稚園に入った。しかしそれまで母や母の勤務先の大人としか話さなかったので、自分以外の子供はすぐ泣いたり😣突然走り出したりする🏃理解不能な生き物に見えた。結果、一人で窓辺で児童書を読んでいることが多かった。




幼稚園教諭は、5歳にもなって酷いコミュ障な上に靴の紐も結べない私を心配して母と何度も面談したが、我慢の利かない母はそれにキレた⚡




母🐍「うちの子は頭が良すぎて他の子と気が合わないだけなんです!ほっといて下さい!」
⬆靴紐結べないのはむしろ知的にまずくないか?😅
いや、今は結べますよ!(当たり前だろ)




キレた母は幼稚園のお迎えに行かなくなり、祖母が代わりに来ることになった(書いてて情けない💧)




母は自宅に引きこもって、ハワイアンキルト🌴を作ったり、ジンジャーブレッドマンを焼いたり、自分の世界に浸るようになったが、半年もするとその生活にも飽き、エステに頻繁に通っていた。




そのエステで知り合った60代の常連マダム👱はどんどん母と親しくなり、休日ともなると二人でお茶や買い物に出かける仲に。(これが二人の幼児が家に居る母親の生活だろうか😱)




ある日、マダムはこんな誘いをしてきた。




マダム👱「蛇子さん、あんたまだ若いのに、家にだけおってもつまらんやろ。自分でビジネスしてみいへん?」




母🐍「まあ、私、英会話の講師しかしたことありませんのよ。経営なんてとても。」




マダム👱「心配せんでも、一度ノウハウを知ってる人に会うてみて考えたらええわ。その人も素人の奥様やってんけど、今や何百万💴も稼いではる。

今度その人の家でホームパーティーやるんよ。単にパーティーに出るだけでも楽しいから来てみて♥」




…はい、皆様。今後の展開は簡単にお察し下さいましたね?(続く)