いつかこの恋を思い出して、きっと笑ってしまう⑦最終
兎子🐰(まさか…と思うが💧)「多香子…変なこと聞くけど…健太郎くんて日本人だよね?ハーフかクォーターみたいな話は聞かなかった?」
多香子👩「え?そーでしょ。あんなアジア的な顔でヨーロピアンハーフとかないでしょw」
兎子🐰(そうじゃない…そうじゃないけど…ここまで嘘ばかりだと、お父様が韓国人て言うのも嘘なんだろうな😵)
自分の中で、健太郎の虚偽に満ちた良いイメージが音を立てて崩壊していくのを兎子は感じていた。
多香子👩「あんたが健太郎と連絡取りたいなら協力してあげたいけど、あいつ、私があいつに気があるって勘違いしてて、彼氏気取りのメールとか送ってきてた時期があるんだよね…だからちょっと💧」
兎子🐰「うん…うん。全然いいから。もう健太郎くんと関わらなくても。てか、多香子って意外と良い奴だね。誤解してたわ。」
妙なきっかけで多香子と和解した帰り道。兎子はそっと…健太郎の連絡先を全て消した。
翌月になっても健太郎はサークルに姿を見せなかったが「大学では見かけたよ」と多香子が教えてくれた。もうどうでもいいかも知れないけど、と。
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事の次第を兎子に電話で長々と愚痴られた私は、休日の話題の一環として、本件を親友であり当時ルームシェアしてたソナに話した。
ソナ👩「じゃー、健太郎が音大目指してたのも、社長の息子なのも韓国人なのも全部嘘かあ。そんな嘘ついて何かメリットあったのかな?」
私🐷「さあ…ドラマチックな自分💕を演じたかったのかね?😵デートも割り勘か、健太郎が少し多く出してくれたらしいし金銭的なメリット無いかな」
ソナ👩「なら、イケメンと付き合ってデートして、楽しい数ヶ月を過ごせたんだしあんまり被害はないんじゃない?ダメンズではないと思う😌」
私🐷「ダメンズじゃない認定が甘過ぎるだろ…💧💧でも本当にハーフだったら韓国旅行のガイドとか、里帰りの時に食材やナツメ茶買ってきて貰いたかったなあ。」
ソナ👩「次は本物をゲットして来るように兎子ちゃんによく言っておかないとね!」
今回のエピソードはここまで。ご高覧ありがとうございました😉ダメンズネタが続いたので、次はうちの強烈な毒母親のエピソードにしますかね…