いつかこの恋を思い出して、きっと笑ってしまう②

私は、この世には3種類の女性がいると思ってる。


①平均的な10人の男性がいたら2~5人は恋愛や結婚の対象に出来る女性…50%


②平均的な10人の男性がいても1人しか恋愛や結婚の対象にならない女性…30%


③どんな男性も恋愛や結婚の対象になる、もしくはならない女性…20%



②が一番ダメンズに引っかかりにくいと思うが、②のようにストライクゾーンが狭いタイプだとなかなか恋愛につながらないのじゃないだろうか。



③はそもそも男性に拘りが無いので、意外とサクっと結婚したりする。



話が戻ると、私の妹である兎子(仮名)は曾ては②タイプだった。



彼女が中高生の頃「冬のソナタ」「春のワルツ」などの韓流ドラマが流行り、彼女はすっかり塩顔イケメン(当時その言葉は無かったが)にハマって、イ・ジュンギ(懐かしい)の写真などを集めだした。



2006年の春。お嬢様女子大に進学した兎子はインカレのクラシック音楽愛好会で上○大学に通う塩顔イケメン、健太郎と知り合った(注・上武大学ではありません。)



健太郎は子供の頃からピアノを習っており、音大に進学したかったが親の事業を継ぐために総合大学への進学を選んだという。



兎子🐰「上品なイケメンで優しくて、ピアノ弾けておまけにお坊っちゃまなの~!めちゃタイプなんだけどっ!姉さん見てて!私、絶対健太郎と付き合うからっ❤」


私🐷「が、頑張って…」



確か…兎子もピアノを習っていたが、弱冠9歳で講師の厳しい指導にぶちギレ、大喧嘩の上で辞めた。そんなワイルドな兎子と、繊細そうな健太郎が釣り合うだろうか。



しかし私はもっと別の面を心配すべきだった(続く)